ここから本文です。

お迎えに・・・。

投稿日:2019年8月17日

今日はまたC群が朝8時30分の開園に遅刻しました。
今年はお盆に引き続いて土日が連なっているのでお客様もまだまだ大勢いらっしゃいます。

多分、C群もそのうちサル寄せ場へやってくるのでしょうが、多くのお客様を待たせるわけにはいきません。
少しでも早くC群にはサル寄せ場へ出勤してもらわないと・・・。

ということで山へお迎えに行きました。

早朝はC群が山頂付近にいたとの情報を山の周辺でサルを監視(特にB群)しているスタッフからもらうことができていたので、サル寄せ場からその方向へ登っていきました。
登ること約40分・・・。山の中腹でサルがいるかどうか声をかけました。

すると10分も経たずに山からサルが1頭だけですが、ひょっこりと顔をだしました。

そのサルはC群の「ミカコ」というサルでした。このミカコは必ずと言っていいほどいつも先頭でサル寄せ場へ出現するサルです。
「おっ、これはもしかしたら・・・。」
そうです。C群が近くにいるのかもしれません。

必死になってさらに呼んでいると、来ました。C群の仲間たちです。

山頂方向から下りて来た、そのC群のサル達を先導しながらサル寄せ場へ・・・。
おかげで10時にはサル寄せ場へC群が出てきました。

サル寄せ場に降りてきたC群のサルの顔をよく見るとホホ袋には沢山の木の実が入っていました。
そろそろ山の中にはサル達の食べる木の実が少しずつ実ってきているのでしょう。これから秋の時季を迎えるとまたサル達は山の中で木の実を食べながら、ゆっくりと過ごしサル寄せ場へ出現する機会が少なくなっていくでしょう。

まだまだ暑い高崎山ですが、山の中には秋の季節が少しずつ近づいているんだということを感じることができました。

(写真は最初にやってきたC群「ミカコ」)
 

このページの先頭へ